徒然日記
4月9日 その3202『逢坂誠二の徒然日記』(4846)
昨朝、満員電車に揺られて国会に向かい、
本会議などに出席。
午後の便で帰函し、函館で行事などに出席。
次はは、最終のJRに四時間近く揺られ深夜に札幌入り。
そんなわけで今朝は、札幌で朝を迎えた。
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朝の気温は零度近くまで下がっている。
手稲の山にも当然、雪が残っている。
1)衆院北海道5区補選
今日は終日、衆院北海道5区に入る。
札幌市厚別区、千歳市、恵庭市、北広島市、
江別市、石狩市、当別町、新篠津村が5区だ。
今日も朝から、選挙区内の事業所まわりを行う。
多くの皆さんに、「池田まき」さんの良さを
知ってもらいたいと思う。
2)核燃料サイクル
一昨日の原子力特別委員会で、
核燃料サイクルのメリットが不明だと指摘した。
高レベル放射性廃棄物が減容化され、
その毒性も低減されることが、
核燃料サイクルの一つの意義だと
政府は繰り返し説明する。
ウラン燃料
↓
発電
↓
使用済核(ウラン)燃料が発生
↓
再処理・加工
↓ →高レベル放射性廃棄物発生(新規)
MOX燃料
↓
発電
↓ →使用済MOX燃料が発生(新規)
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政府はこの過程の中で、
新たに発生する高レベル放射性廃棄物のことだけに
言及しているに過ぎない。
この高レベル放射性廃棄物が、
使用済核(ウラン)燃料に比較すれば、
減容化され毒性が低減し、
それが核燃料サイクルのメリットだと言う。
しかし別途新規に
使用済MOX燃料という厄介者が発生するが、
政府はこれには言及しない。
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一昨日の委員会の最後で、
政府からこの使用済MOX燃料は、
使用済核(ウラン)燃料よりも
毒性が低いかのような発言があった。
使用済MOX燃料の課題については、
後日、再整理をしたい。
一般的に指摘されるのは、
使用済MOX燃料は、
使用済核(ウラン)燃料よりも
扱いが面倒ということだが、
政府はどう認識しているのか、
質す必要がある。
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政府は、核燃料サイクルの実施は
メリットが多いというが、
新規に発生する使用済MOX燃料の扱いは不透明なことばかりだ。
核燃料サイクルの実施は、
トイレの無いマンション問題の先送り以上に
課題を増幅させることになる。
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次の委員会で、さらに追求したいと思う。
さあ今日も、確実に前進します。