徒然日記
11月8日 その3049 『逢坂誠二の徒然日記』(4693)
昨日は、タシケントから列車でサマルカンドに向かう。
タシケント駅は、基本的に撮影禁止。
駅構内には、乗車する人しか入れず、
事前に地元の人も含めパスポートチェックがある。
手荷物検査も厳しい。
数年前にロシアで列車爆破テロがあって以降、
警備が厳重になったという。
予定では所要時間2時間の高速鉄道アフラシャブ号で
サマルカンドに向かうはずだっったがチケットが取れない。
そこで3時間半かかるゆっくりの電車で
車窓の風景を楽しみながら
昼にサマルカンドに到着。
畑や岩だらけの山の風景に見とれながら、
あっという間の三時間半。
特に一人か二人の農民が、
数十頭の羊に群れを連れた遊牧風景を
いたるところで見ることが、それが印象的。
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サマルカンドは、シルクロードの中心都市として、
紀元前数世紀から栄えていたところ。
空の青さが、サマルカンドブルーとして有名。
昨日も風は冷たいが、空の青さが目に痛い。
街を走る車のほとんどがウズベキスタンの国産車。
終日、市内を歩き回って、
Isuzuのバスとトラックは結構見かけたが、
それ以外、日本の乗用車はトヨタ車一台のみ。
日本企業幹部の訪問はあるようだが、
結構、自主的な路線を歩んでいる姿に好感が持てる。
サマルカンドも多種多少な方々が街を歩き、
ここでも人種のるつぼを実感。
しかしアメリカン人の姿は、ほとんどない。
詳細は省略するが、
ある事案以降、アメリカ人を追い出してから、
アメリカとの付き合いは慎重なのだとか。
逆に韓国とは、シルクロードの時代から付き合いがあったこと、
1991年のソ連からの独立も、早々と認めたこと等もあり、
友好的なのだとか。
一昨日も、韓国からのダイレクトフライトが
5便もウズベキスタンに来たと言っていたし、
ウズベキスタンで商売する韓国系の方も多いという。
やはり国際情勢は、地元に来て、直接、皆さんの話を伺うと、
文献やニュースとは違った感触をつかむことができる。
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昨日は、夜20時過ぎまで、サマルカンド市内を歩き回り、
宿に到着した途端に、ベッドに倒れこんだ。
さあ今日も、確実に前進します。
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2015・11・8
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