徒然日記
9月9日 その2989 『逢坂誠二の徒然日記』(4633)
台風18号の影響で、
都内は一晩中雨が降っていたようだ。
各地で大雨の被害も出ている。
台風のスピードが遅く、
今後も各地で雨が続く。
しかも必ずしもピンポイントで
雨の予測がついていない雰囲気がある。
危ういと感じたら、早めの対応が必要だ。
1)スウェーデン議会
昨日、スウェーデン議会の一行が来日され、
私も超党派議連の一員として
皆さんと懇談させて頂いた。
来日したのは、
ウルバン・アリーン議長、
ビヨーン・セーデル第二副議長をはじめ
与野党のグループリーダーなど
10名を超える皆さんだ。
来日の目的は三点。
・
福祉分野でのロボット技術活用状況
・
新幹線など高速鉄道
・
原発や再生可能エネルギーへの対応
まさにタイムリーな課題を対象にした来日だ。
====
質問したいことは数多くあったが、
私からは、エネルギーについて伺っている。
====
Q:
スウェーデンは、
総発電量に占める原子力発電が4割と高いが、
新政権は段階的に
再生可能エネルギーへの代替を進める方針。
その現状と課題は。
A:
その質問には答えが二つあるかもしれない。
(つまり国内の意見が割れているという意味に受け取れる)
今後10〜15年で、新しい方向に進むことになるが、
明確な方向性がない。
気候変動のへの対応が必要。
ロシアのオイルに依存することもある。
====
回答を聞く限り、スウェーデン社会も悩んでいるようだ。
(だからこその日本視察なのだろう。)
スウェーデン側からは、
日本の子育て支援の状況、
福祉介護分野での外国人労働者の状況など
これらについての質問があった。
スウェーデンから学ぶことは多い。
貴重な機会となった。
2)安保法制
昨日の参院特別委員会では、
安保法制に関する参考人質疑を行っている。
====
与党推薦の参考人:
危機は何でも起こりうるからこそ、
あらゆる事態に対応できる法的枠組みを
準備しておかなかればならない
====
この発言からは、
立憲主義や法的安定性への配慮は
感じられない。
====
野党推薦の参考人:
集団的自衛権の行使は、
憲法9条の下で許容できる余地はないのに、
憲法解釈の変更と称して許容し、
各種の施策を講じることは、
内閣が閣議決定でなしうる範ちゅうを超え無効と解すべき。
『最高裁判所は、合憲と判断している』
と国民を誤って導くに至ったのは、
内閣法制局が是正しなかったことに発端があり、
後輩や現役の人たちはもう一度考えてもらいたい。
====
周辺環境の変化に応じて憲法の規定に拘わらず、
融通無碍に法律が制定できるなら、
憲法の存在意義はない。
しかも周辺環境の変化が、
それほど窮迫なものであるとの説明もない。
安倍総理は、個人的色彩の強い思い込みで、
立憲主義や平和主義を壊してはならない。
そんなことをすれば、日本の将来に大きな禍根を残す。
安倍総理は、もっと冷静に丁寧に懐深く、
説明をすべきだと思うが、
総理の雰囲気を見るとその余裕は全く感じらない。
常軌を逸した狂人のような雰囲気が漂う。
====
こうした中、昨日、
与党は今後の審議日程を
野党との合意がない中で決めた。
中央公聴会を15日に開催。
そうなれば16日の特別委で
採決に臨む可能性が高い。
こんな不十分な議論で、
違憲との指摘相次ぐ法案を
成立させてはならない。
この法案に賛成する皆さんは、
日本の将来に本当に責任が持てるのか、
日本の立憲主義に対する誠実さはあるのか、
よく考えて頂きたい。
あと一週間、日本社会は
大きな危機を迎えることになるが、
何としてもこの危機を回避せねばならない。
地元に戻れば地元で、
国会に来れば国会で、
それぞれフル回転の日々が続く。
大局観を失わずに、
具体的な仕事に力を尽くさねばならない。
さあ今日も、しっかりと前進します。
============
2015・9・9
============
マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/
おはようございます。
消費税の増税分の2%分の軽減する分の方法を後日返還(早く言えば)とする様な事が、言われておりますが、これは買い物をして支払いをする時にその価格に設定して於けばよい分けで、あとでそれも1年分纏めてとかする方が、よけいに煩雑になると思いますので、支払い時に8%の税で今まで通り清算することでよいと思います。
何か、この方法は、ほかの事を考えているやに思います。今の政府の事を考えると「ずるさ」「コスッカライ事」で国民を騙す事ですよ。是非とも反対をするように。
しいて言えば、ヨーロッパでは、何段階もの税率で、こなしている所もありますからよーく勉強してくるように「麻生大臣」に言ってください。「面倒くさい」とは何事か。